北海道の中央部に位置する活火山・
十勝岳の火山活動が活発化し、
ごく小規模な噴火の発生する可能性が高まっているとして、気象庁は
16日午後、
噴火警戒レベルを、平常を示す「1」から火口周辺へ
の立ち入りなどを規制する「2」に引き上げ、警戒を呼びかけています。
http://yama-ski.info/ski/s_2012/s04_12.html引用
気象庁によりますと、十勝岳ではここ数年、マグマの動きを示す
火山性微動の発生や
火山性地震の回数の増加などが観測されているほか、
今年7月ごろからは山の上の方の部分が膨らむ傾向を示すなど、
火山活動の活発化を示す兆候がいくつも見られるということです。
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このため、気象庁は、十勝岳でごく小規模な噴火の発生する可能性が
高まっているとして、午後2時に「
火口周辺警報」を発表し、
噴火警戒レベルを、平常を示す「1」から火口の近くへの立ち入り
などを規制する「2」に引き上げて、火口の近くに立ち入らないよう
警戒を呼びかけています。
これに伴い、周辺の自治体は、火口へ通じる道路や登山道の立ち入り
を規制したり、注意を呼びかける看板を設置するなどの対応を取るこ
とになります。
十勝岳は、1997年以降空振を伴う火山性地震や噴気を観測するが激しい
噴火活動は観察されていません。
1962年大噴火をしている十勝岳は、1983~1987年群発地震と小噴火を
繰り返し、1988~89年にも小噴火しています。
噴火の歴史がつい最近まであった火山であるので、いつ噴火しても
おかしくありません。
今回は警戒レベル2ですが、御嶽山の例もあるため山には近づか
ないようにしましょう。
2014-12-16 18:01
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